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国際開示基準のトレンドを追う2

国際開示基準のトレンドを追う2

2021年は、ESGに関する目まぐるしい動きがあり、昨年末からトレンドや、今後どの開示基準を参考していけばいいのか、改めて現状を整理していましたが、ついに置いてけぼり感のあったGRIが動きました。

IFRG財団の2022年3月24日のリリースよると以下のとおりです。

IFRS財団とグローバル・レポーティング・イニシアティブ(GRI)は、本日、それぞれの基準設定委員会である国際サステナビリティ基準委員会(ISSB)とグローバル・サステナビリティ基準委員会(GSSB)が、作業プログラムと基準設定活動の調整を図るための協力協定を発表しました。

IFRS財団とGRIは協力することにより、国際サステナビリティ報告の2つの「柱」を提供します。ISSBによって開発されたIFRSサステナビリティ開示基準の投資家に焦点を当てた資本市場基準を表す最初の柱と、によって設定されたGRIサステナビリティ報告要件の2番目の柱です。 GSSBは、最初のものと互換性があり、複数の利害関係者のニーズを満たすように設計されています。

つまり2つと言ってはいますが、互換性があるため、企業負担を考慮し、一つの基準のような扱いになるものかと。まさに今一つの流れになったと言えるでしょう。

IFRSリリース(英語版)

https://www.ifrs.org/news-and-events/news/2022/03/ifrs-foundation-signs-agreement-with-gri/

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